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鞆の浦は、広島県福山市に位置する美しい港町。
宮崎駿監督のジブリ作品『崖の上のポニョ』の舞台にもなりました。
この記事では、鞆の浦の魅力、尾道とセットで巡る観光モデルコース、そしておすすめのグルメや絶景スポットを紹介します。私たち家族で旅行した思い出深い場所でもありますので、実際に観光した感想とともに鞆の浦のことを紹介させていただきます。
ふくすけ

- 当ブログ:家族で旅した場所を主にモデルコース形式で紹介しています。旅行プランの参考にしてもらえると嬉しいです。
- 著者:旅行・釣りが趣味の社会人です。
- この記事に関するコメント:鞆の浦はとても素敵な場所でしたので、このブログで一番初めに紹介しようと決めていました。最後まで読んでいただけると幸いです。
鞆の浦の魅力
- 鞆の浦の絶景スポット:サザエさんのOPにもなった常夜灯と瀬戸内の海の眺め
- ポニョの舞台:ジブリファン必見のスポット
- 鞆の浦の街並み:古くから栄えた港町の歴史を感じながらの散策
- 鞆の浦のグルメ:地元食材を使った絶品料理
鞆の浦の絶景スポット:サザエさんのOPにもなった常夜灯と瀬戸内の海の眺め

個人的に一番のお気に入りは、この福禅寺對潮楼からの景色です。江戸時代には、朝鮮通信使が「日東第一形勝」(日本で最も美しい景勝地)と称賛した瀬戸内海の海を一望できる絶景です。
アニメ「サザエさん」のオープニングや谷村新司さんの「いい日旅立ち」CDジャケットになどに使用されました。

また、鞆の浦のシンボルとも言えるが、江戸時代から残る「常夜灯」です。この灯台は、港を行く交う船の安全を守るためにつくられ、現在でもその姿を保っています。 瀬戸内の海の美しい景色が広がり、夕方には美しい夕日を眺めることができます。
港では鞆の浦と仙酔島を結ぶ「平成いろは丸」という海賊船のような見た目のフェリーが発着しています。フェリーの外観は(鞆の浦は坂本龍馬のゆかりの地でもあるため、)坂本龍馬の船「いろは丸」を模したものだそうです。
ポニョの舞台:ジブリファン必見のスポット

ジブリ作品「崖の上のポニョ」は鞆の浦がロケ地であると言われています。鞆の浦の美しさに魅了され、宮崎駿監督をはじめスタジオジブリのスタッフの方々が何度も訪れたそうです。鞆の浦を訪れる前にポニョの映画を見ておくと、街並みをより楽しめるかもしれませんね。
街中には可愛いポニョ石も。おそらくGoogleマップにも登録されておらず、ネットでも中々その場所を見つけることができませんでした。せっかくなので皆様もぜひ自分の足で探してみてくださいね。(ちなみに、私たちは自力で見つけることが出来ず、地元の方に場所を教えていただきましたw)
鞆の浦の街並み:古くから栄えた港町の歴史を感じながらの散策

鞆の浦は、古くから瀬戸内海交通の要所として栄えた港町で歴史的な名所が多く残っています。
例えば、坂本龍馬が上陸した当時の商家や寺院などが残っており、当時にタイムスリップしたような感覚が味わえます。他にも室町幕府最後の将軍足利義昭が滞在した場所としても知られています。(織田信長によって京を追われ、毛利氏の庇護のもと鞆の浦で鞆幕府を置いた)
鞆の浦は小さな町なので、港町の雰囲気や歴史を楽しみながら、のんびりと散策するのがおすすめです。
鞆の浦のグルメ:地元食材を使った絶品料理

鞆の浦では、新鮮な海の幸を使った料理が人気です。 特に、地元で獲れる鯛を使った「鯛めし」は絶品です。 鞆の浦は醤油づくりでも有名で、地元の醤油を使った料理もおすすめです。

瀬戸内レモンを使ったかき氷などが味わえるお洒落なカフェも複数あるので、若いカップルの方でも楽しめるスポットです。真夏のかき氷は特に最高です。

他にも、鞆の浦には、黒船で有名なペリーも絶賛した「保命酒」などもあります。私はドライバーだったので保命酒の蔵元さんが作っている「鞆の浦サイダー」を飲みました。ちなみに、お酒ではないものの、原材料には保命酒そのものが含まれており0.5%未満のアルコールが含まれているとのことです。
尾道から鞆の浦へのアクセス
尾道から鞆の浦へのアクセスは車で約45分、電車で約1時間半です。尾道も広島市からは少し離れた人気の観光地であり、せっかくならドライブで尾道と鞆の浦セットで観光することをおすすめします!
鞆の浦(と尾道)は夏のシーズンがおすすめの観光地

余談ですが、尾道も鞆の浦も夏におすすめな観光地だと思っています。理由の言語化がむずかしいですが、鞆の浦は青空と海が、夏が似合う観光地なんです!(笑)
この感覚は記事を読んでいただけると何となくわかると思います。照りつける夏の日に港町を散策、暑さから逃げるように古い建物を改装したショップやカフェに逃げ込む。そんなのが良かったのです。鞆の浦は徒歩でも巡れる小さな港町なので、暑さしのぎに偶然お店に入ったりすると、とても景色が良かったり想像以上にご飯が美味しかったり、そんな旅の醍醐味ともいえる出会いがありました。そんなわけで、とてもお気に入りの場所なので熱く紹介させていただきます。
広島市から鞆の浦へのアクセス
参考までに、広島市内から鞆の浦へのアクセスは、車で約2時間弱、電車で約3時間(新幹線を利用して1時間半)と少し悪いです。広島市の観光とセットにするのであれば、宿泊数を増やすか広島市は宮島とセットで観光するのがおすすめです。
鞆の浦を満喫するモデルコース(日帰り、尾道とセットで楽しむ1泊2日プラン)

鞆の浦観光は、朝の散策から始めましょう。
朝の海辺の散歩は、人も少なくてとっても気持ちがいいです。
9:00~「茶房 船番所」:海辺の絶景古民家カフェで朝食

茶房 船番所は海辺にある古民家カフェです。
朝9時から営業されており、海を眺めながらの贅沢な朝食を味わうことができます。

窓際の席は絶景です。窓際のテーブルは2つしかありませんので、オープンの少し前に行くのがおすすめです。(私たちが訪れた日は、オープン前に私たちのあとに3組ほど並んでいました。)

お店から海を眺めるモーニングはとても贅沢な時間でした。鞆の浦でモーニングを探している方におすすめです!
10:00~「福禅寺對潮楼」:日本で最も美しい景勝地といわれた絶景スポット

モーニングの後は、鞆の浦を代表する名所である福禅寺對潮楼を訪れます。福禅寺對潮楼は、瀬戸内海随一の絶景を望む名所として知られています。江戸時代に建てられた客殿の對潮楼は、日東第一形勝と称され、朝鮮通信使もその美しさを絶賛した歴史があります。對潮楼からは、瀬戸内海の穏やかな海と仙酔島や弁天島などの島々が一望でき、まるで一枚の絵画のような風景が広がります。また、歴史的な書画や展示物も見どころの一つで、鞆の浦の歴史を感じられます。冒頭でも説明した通り、ここはアニメ「サザエさん」のOPなどに使用されました。

娘も景色が気に入ったのか一人で黄昏てました。私たちが訪れた日は土日で観光客は1組・2組程度でしたが、時間帯によっては大変混雑するそうですので、早起きできる方は朝食前の早朝の時間帯に訪れる方が良いかもしれません。
11:00~「鞆城跡展望広場(鞆城山公園)」:鞆の浦を一望できるスポット

鞆城跡展望広場(鞆城山公園)は、かつて江戸時代に築かれた鞆城の跡地に整備された公園で、鞆の浦の街並みや瀬戸内海を一望できる絶景スポットです。標高約50mの丘の上に位置し、展望広場からは仙酔島や常夜灯、鞆の港など、鞆の浦を代表する風景を一望できます。特に、朝日や夕日の時間帯には美しい光景が広がるためおすすめなんだとか。また、春には桜が咲き誇り、花見スポットとしても人気があります。かつての城郭の石垣の一部も残っており、歴史を感じることができます。徒歩でのアクセスが可能で、鞆の浦散策の途中に立ち寄るのにおすすめのスポットです。

階段を上るのは一苦労でした💦
汗をかいて喉が渇いたときにおすすめなのが鞆の浦サイダーです。次の目的地に向かう途中にある入江保命酒本店で購入することができました。暑い夏に最適です。

入江保命酒の店員の方はとても親切で、お店で娘に氷をビニール袋に入れて分けてくださりました。暑かったので本当にありがたかったです。

入江保命酒の店員の方以外にも、通りすがりの地元の方から声をかけてもらったりとても親切にしていただきました。鞆の浦の地元民の人柄の良さもこの地を気に入った一つの理由です。
12:30~「千とせ」でランチ:鯛めしの有名店

「千とせ」鞆の浦の名物「鯛めし」の行列のできる有名店。

鞆の浦の鯛めしは、瀬戸内海で獲れた新鮮な鯛を贅沢に使った郷土料理で、素材の旨みを存分に味わえる一品です。特製のタレに漬けた鯛の刺身をホカホカのご飯の上に乗せてその上に鯛の出汁かけ食べる料理。

お店によっては、鯛を丸ごと炊き込む「炊き込みタイプ」もあるみたいです。シンプルながら奥深い味わいで、鞆の浦観光の際にはぜひ味わいたい名物料理です。
御舟宿 いろは

https://maps.app.goo.gl/i1MDSohgzzs6Xyp37
宮崎駿氏が監修したとても雰囲気がいい宿。高級な宿で味わう鯛めしは格別でしょうね。
私たちが伺った日はお休みでした・・・
鞆の浦 魚処 鯛亭

https://maps.app.goo.gl/6rxab9HJx1GVhfhh9
こちらも行列ができる鯛めしの人気店。「千とせ」の近くにあるのでどちらか空いている方にするのもありかもですね。
14:00~ポニョ探し
鞆の浦の街中には隠れミッキーならぬ隠れポニョがいくつか存在しています。正確にいくつあるか確かめたわけではないですが、地元民の話によると有名な隠れポニョは2つあります。
1つ目のポニョの見た目はこんな感じ。

もう一つはこんな感じ↓↓

14:30~「常夜燈」:鞆の浦のシンボルとも言えるスポット

鞆の浦の常夜燈は、江戸時代の航海安全を支えた石造りの灯台で、鞆の浦のシンボルともいえる存在です。高さ約5.5メートルの堂々とした佇まいで、現存するものとしては日本最大級の常夜燈とされています。特に夕暮れ時や夜には、ライトアップされた常夜燈が幻想的な雰囲気を醸し出し、写真映えするスポットとしても人気です。
15:00~「鞆の雲とタルト」:常夜燈の近くにあるお洒落なカフェ

鞆の雲は、常夜燈の近くにある人気なカフェ。結構並ぶので、まず名前を書いてから目の前の常夜灯で写真撮影をしたりしつつ、呼ばれるまで待ちましょう。
季節によって様々なスイーツメニューがあり、7月〜9月頃はかき氷が味わえます。私たちは有名な瀬戸内レモンを使ったかき氷瀬戸内雲レモンなどを注文しました。

甘酸っぱいかき氷が歩いて疲れた体を癒します。

鞆の浦のお土産に、鞆の雲の店内で販売されている雲レモンケーキやクッキー缶がおすすめです。私たちはクッキー缶を買って帰りました。

ささやき橋
鞆の浦にある日本一短い橋?です。娘が初めて一人で渡り切った橋でもあります(笑)

鞆の津ミュージアム
築150年の蔵を改修したミュージアムで、独特な企画展に定評があるそうです。
尾道へ移動:千光寺公園と尾道ロープウェイで絶景体験

カフェでまったりした後に尾道に向かう場合は、夕日が沈む前にロープウェイに乗って、尾道の町と瀬戸内海を一望するのがいいと思います。おすすめは、もう一泊して1泊2日で楽しむプランです。
尾道のおすすめモデルコースの詳細は以下のリンクから↓↓↓
鞆の浦おすすめ土産

私の個人的なおすすめ土産は、モデルコースで紹介した「鞆の雲」で販売されている雲レモンケーキ・クッキー缶です。正直パケ買いでしたが、クッキーもとてもおいしかったですよ。

他にも鞆の浦 第一有料駐車場近くにあるお土産売り場ではポニョ関係のお土産などが売っています。

ポニョのキーホルダーのお土産は今でも娘のお気に入り

レモン関連のお土産がたくさん!
鞆の浦と尾道を巡るモデルコースの希望時間と予算
このモデルコースは、1日(日帰り)~2日(1泊2日)で鞆の浦(+尾道)を巡ることができるモデルコースです。
日帰りであれば1万円前後で1日満喫できます。
鞆の浦観光をさらに楽しむ!おすすめ体験プログラム
鞆の浦付近で楽しめる体験プログラムを事前に確認しておきましょう。アソビューでは、福山付近で楽しめるレジャー・遊び・体験を検索することができますので参考にしてみてください。
アソビューでの予約は必要ありませんが、仙酔島への観光船に乗って島での自然体験や温泉(日帰り入浴が楽しめる「江戸風呂(江戸風呂湯遊)」)もおすすめです。
鞆の浦と尾道を巡るモデルコースのまとめ(まとめ)
- 09:00~「茶房 船番所」:海辺の絶景古民家カフェで朝食
- 10:00~「福禅寺對潮楼」:日本で最も美しい景勝地といわれた絶景スポット
- 11:00~「鞆城跡展望広場(鞆城山公園)」:鞆の浦を一望できるスポット
- 12:30~「千とせ」でランチ:鯛めしの有名店
- 14:00~ ポニョ探し
- 14:30~「常夜燈」:鞆の浦のシンボルとも言えるスポット
- 15:00~「鞆の雲とタルト」:常夜燈の近くにあるお洒落なカフェ
- 鞆の浦で一泊もしくは尾道に向かう
尾道のおすすめモデルコースの詳細は以下のリンクから↓↓↓
鞆の浦は、宮崎駿監督のジブリ作品『崖の上のポニョ』の舞台にもなった広島県福山市に位置する美しい港町です。
この記事では、鞆の浦の魅力と観光モデルコース、そしておすすめのグルメや絶景スポットを紹介させていただきました。この記事を読んで鞆の浦に行きたいと思っていただけたら嬉しいです。
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